2017年12月1日(金)~2日(土)に東京・聖路加国際大学にて開催された
第24回日本行動医学会にて、
株式会社アイビー・リレーションズ代表取締役 大村(木村)美樹子の研究
「ACTに基づく心理教育が顧客対応窓口要員のワークエンゲージメントに及ぼす影響」
が演題採択され、発表いたしました。
本研究においては、顧客対応窓口(コールセンター)でクレーム対応という
場面特異的な対人ストレスに曝露され続けている従業員に対し、
ACT*1に基づくストレスマネジメント研究を行った後に、ストレスの増減と
ワークエンゲージメント*2がどのように変化するのかを検証しています。
*1:Acceptance and Commitment Therapyの略。
認知行動療法の一つの流れとして、価値の明確化や心理的柔軟性などに
焦点を置いて物事を捉える技法。
*2:バーンアウト(燃え尽き症候群)の対極としての考え方。
仕事に対し、活力・熱意・没頭といったポジティブで充実した
心理状態を保ちながら取り組める状態のこと。
当社ではこれからも、認知行動療法に基づく産業分野での研究に
積極的に取り組んでまいります。